一過性全健忘・・・脳と記憶の研究

５月5日に、私も一過性全健忘症になりました。

この日の記憶は今もありません、（接した方々の証言のみ…）
念のため検査したMRIも脳波も全く異常なく、体も元気なのですが、『数時間の記憶が全くなくなった』という〝事実″は何とも奇妙で、かなり衝撃でした。

11月26日、友人と箱根へ温泉旅行に行くため、小田原に向かう列車内で、その日の朝の旅行準備以降の記憶が全く欠落していることに気づいた。リュックサックに何を詰めたか、全く記憶にない。私は糖尿病なので、旅行の時インスリンの携帯は必須なのだが、それを持っているかどうか、非常な不安に襲われた。旅館について調べたが、薬品や注射器具は完全にそろっていたので安心した。
当日、家でリュックを詰め、近所に住む娘に出掛ける挨拶に行き、自宅付近の駅から、乗り換え、横浜駅で降りて複数の友人と落ち合い、一緒に列車に乗り込んだのだが、列車内で友人と交わした会話以降のことはは鮮明に記憶している。それ以前の記憶は全くない。
あとで回りのものに確かめたことで、何の異常もなく、行動し、電車に乗り換えたり、横浜駅で下車したり、友人と会って挨拶したりしたこと、その間の行動になにも異常がなかったことは確認された。
当日、頭痛その他の異常は何もなかった。記憶を取り戻したあともなんの身体的異常はなかった。